「宇宙ショーへようこそ」第60回ベルリン国際映画祭 レポート

世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭(第60回)ジェネレーション部門(Kplus)に「宇宙ショーへようこそ」が出品され、監督の舛成孝二(写真真ん中)、キャラクターデザイン・作画監督の石浜真史(写真左)、プロデューサーの落越友則(写真右)が主催者に招かれ、現地時間2月18日15時30分(日本時間2月18日23時30分)に第1回目のスクリーニング(上映会)が開催されました。

会場である、ZOO Palast には、数多くの子供たちが集まり、映画好きな大人達も混じった中で、約1,000席ある会場はほぼ満席状態。
上映は、英語字幕と、ドイツ語の同時通訳が入る形で上映されました。
上映中も、ポチが喋り出すシーンなどで笑い声や歓声が起こるなど大盛り上がりでした。
そして、上映終了後は、客席総立ちのスタンディングオベーション!
エンドロールの間中、拍手が鳴り止むことはありませんでした。

世界で初めて一般のお客さんに「宇宙ショーへようこそ」をお披露目した舛成監督は「世界で初めてお金を払って観て頂いたお客さんに感謝します。上映中、お客さんの歓声や笑い声が起きる度に、心が振るえ感動しました。ベルリン国際映画祭へ招いて頂いた皆様に感謝いたします。」とコメント。

日本での上映前に、早くもそのスケール感の大きさで世界の観客に感動を与えました。


地元のアニメ誌 ANIMANIAから、取材をうけました。

原作のベサメムーチョ(※倉田英之さんを除く、舛成監督、キャラクターデザイン・作画監督の石浜さん、落越プロデューサー)で取材の写真撮影。

ANIMANIAの読者へ、サイン入りポスターをプレゼント。

ベルリンの壁も見学しました。
普通の壁だと思ったら、アートがたっくさん描かれているんですね。

レッドカーペットを歩く、左から落越さん、舛成監督、石浜さん。

スクリーニング(上映会)の朝は、主催者側が用意してくれた、
ベルリン国際映画祭用のBMWのリムジンで迎えてくれました。

関係者しか入れない、ベルリン国際映画祭のラウンジ内の模様。
しっかりと「宇宙ショーへようこそ」のポスターも貼ってくれてます。

ベルリン国際映画祭のパネルをバックに報道陣への撮影対応。
多くの報道陣から撮影を受けてました。

地元のTVからも取材を受けました。このTV局のスタッフはインタビューアー含め
みなさん、なんとまだ子供でした。真ん中は主催者側の通訳のティルさん。

スクリーニング(上映会)後のサイン会の模様。

本当にたくさんのお客さんからサインを求められ、舛成監督、石浜さん、落越さんは 丁寧に一人一人に対応しておりました。 中には、わざわざ日本から駆けつけて下さったファンの方もいて、作品への期待を スタッフ一同実感した瞬間でした。

20日に行われた授賞式の会場模様。1,000席ある会場が満席です!

発表の行方をかたずをのみながら見守る、左から舛成監督、落越さん、石浜さん。

今回、「宇宙ショーへようこそ」がエントリーされたジェネレーション部門Kplusの
最優秀賞に送られるクリスタル・ベアーがこれ。(ひとつは、ショート部門)
今回、残念ながら受賞には至りませんでした。

本当に多くのお客さんが『「宇宙ショーへようこそ」の映像美とストーリーはすばらしい!』
と、暖かいメッセージを送って下さいました。
ベルリンの皆様、日本のファンの皆様、本当にありがとうございました。
日本での上映を、お楽しみに!